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映画『ツングースカ・バタフライ -サキとマリの物語-』

作品解説

和製パム・グリア<亜紗美>ファイナル!

1985年、19歳でグラビアデビュー。その後、セクシー女優を経て、井口昇監督(『片腕マシンガール』2008年)との出会いが70年代ピンキーバイオレンス女優へと転身。山口雄大、中平一史、友松直之、城定秀夫、西村喜廣、光武蔵人ら異色監督たちに愛され、セクシー&バイオレンス映画のミューズとなる。その雄姿は世界のファンタスティック映画祭を巡り、北米、ヨーロッパのジャンルムービーファンの間でも熱狂的なファンを生む。世界の亜紗美ファンが引退を惜しんでドイツの第20回ハンブルク日本映画祭のオープニング作品に選出される。

最終監督は伝説の鬼才・野火明!vs亜紗美

『ダイヤモンドの月』(1992年)、『シークレットワルツ』(1996年)とゆうばり国際ファンタスティック映画祭などその才能を開花させたインディーズ界のレジェンド野火明監督が今、最強のアクション女優亜紗美と組み今まで見たこともない驚異のリベンジャーアクションを構築する。

アクション監督田渕景也、入魂のラストマッチ

『銀魂2』(2018年)『進撃の巨人』(2015年)ほか日本のアクション映画に新風を巻き起こす田渕景也が『女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN』(2014年)『KARATE KILL/カラテ・キル』(2016年)に続いて亜紗美と3回目のタッグを組む。渾身のラストバトルは亜紗美映画史上最大,最高のエモーションを生む。単なるアクションではない怒りと悲しみを全身で表現した、引退の花道にふさわしい感動のエンディングを用意する。

 

ストーリー

サキは勤め先の工場で過去の過ちがばらされ自主解雇の目に遭う。それは悲しい出来事でもあるがどこか慣れた日常でもあった。ある日、コンビニで万引きしたマリを助けるサキ。シングルマザーの母に阻害されながらも愛情を求めてやまないマリ。サキと同じように心と体に傷を負う少女だった。サキはマリの純粋さに触れ、二人の間にいつしか友情が芽生える。しかし、マリの母が特殊詐欺グループのボスの罠にはまり、マリにも魔の手が襲い掛かろうとした時、サキの怒りは遂に自ら封印した過去を振り払い、反撃に出るのだった!

 

野火明監督プロフィール

1960年広島出身。フォトグラファーとして活躍。インディーズで監督した『ダイヤモンドの月』が1992年ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭自主映画部門でグランプリグランプリを受賞。それをきっかけにして商業作品『シークレットワルツ』を監督。2010年  『蟻が空を飛ぶ日』を監督。他、多くのインディーズムービーを監督している。

『ダイヤモンドの月』(1992)『シークレットワルツ』(1996)『蟻が空を飛ぶ日(2010)

 

亜紗美 引退コメント

私は芝居が大好きです。泣いて、笑って、怒って、狂って…感情のフル回転が凄く気持ちがいいから。どんな事よりも、現場に居れる事が幸せなんです。

しかしながら、よその世界も覗いて見たくなりました…。

女優スキルの他に、人間スキルも上げておこうと思いました。

いつかまた、皆様にお会いできる日が来るなら、その時は、いつものように優しくしてね!(笑)ツングースカ・バタフライ…これが最後!!!

女優、亜紗美の最後の花道は蝶のように美しく舞って幕を閉じさせて頂くぜ!!!

皆様、15年間、愛してくれて本当にありがとうございました!!!!!

 

 

キャストプロフィール:

亜紗美

1985年生まれ。東京都出身。

『片腕マシンガール』(07)で圧倒的な存在をアピールし、注目を浴びる。主演映画『女体銃 ガン・ウーマン』(14)は、「ゆうばり国際ファンタスティック 映画祭2014」オフシアター・コンペティション部門で審査員特別賞を受賞し、体当たり演技を高く評価された。

『KARATEKILL/カラテ・キル』(16)アメリカ、ヨーロッパでは、ジャンル系のコアなファンをメインとして人気がある。

 

丁田凛美

2006年 生まれ。東京都出身。

幼い頃から、多くの企業CMや雑誌モデルとして活動。ピザーラTV CM 『コマツコ』役にて注目される。近年はドラマ(『シグナル 長期未解決事件捜査班(CX)』『人は見た目が100パーセント(CX)』『下剋上受験(TBS)』)や映画(『呪怨 ザ・ファイナル』)出演も果たし、元気で明るい等身大の役から陰影のある役まで幅広く挑戦中。スチールから映像までジャンルを問わず活躍。これからの成長が最も期待される中学1年生。

 

加藤理恵

日系ブラジル人の母を持つ。

7歳で子役デビュー。2005年ミスマガジン受賞をきっかけにバラエティやスポーツ番組に出演。現在はテレビ、映画を中心に俳優として活動している。ショートショートフィスティバル&アジア2018短編映画『痣』ベストアクトレス賞を受賞。

 

施鐘泰(JONTE)

1980年生まれ。大阪府出身。

2006年「EXILE Vocal Battle Audition 2006 ~ASIAN DREAM~」のファイナリスト。

「ゆれる」で日本・中国・韓国の3カ国同時歌手デビュー。2009年からは舞台やドラマにも活躍の場を広げ、ブロードウェイミュージカルや地球ゴージャス公園にも参加を果たす。

 

熱き応援コメント

女優/中原翔子(『翔んで埼玉』『愛∞コンタクト』ほか)

「唯一無二のエクストリーム・アクション女優“亜紗美”のラスト・ショーは、彼女の抑えた演技が光る快作だった! 更に、かつての自分と似た境遇の少女に出会った時、いびつな母性も開花する――こんな亜紗美、観たことない! クライマックスのステゴロ母性アクションに涙止まらず……ねぇ、ホントに引退? いつかまた戻ってきてくれることを願わずにいられないヨ!!」

監督/井口昇(『片腕マシンガール』『惡の華』ほか)

「不器用な愛を、不器用な語り口で描いた物語に、器用な亜紗美がエンターテイメントの華を咲かせた!枯れた味わいに熟した野火演出も感慨深いが、和製ジーナローランズの境地に到達した亜紗美の勇姿を日本はもっと誇るべきだし、観るべきだ!

亜紗美、また暴れようね!」

監督/光武蔵人(『女体銃ガン・ウーマン/GUNWOMAN』『KARATE KILL/カラテ・キル』他)

「泣いても笑っても、女優・亜紗美の集大成記念映画。

彼女の魅力を真摯に活写してくれた製作チームと、熱演で作品を支える共演キャストに大きな拍手を贈ります。亜紗美!これで最後なんて言わないで、いつかまた銀幕で暴れてくれ!

ネバーセイ・ネバーアゲイン!」

キャスト
亜紗美
丁田凛美
加藤理恵
施鐘泰(JONTE )
笠原竜司
黒板七郎
エグゼクティブ・プロデューサー
久保直樹
プロデューサー
岡崎光洋
企画立案
亜紗美
原案
久保直樹
脚本
深澤浩子/野火明
撮影
吉沢和晃
音楽
印治正(Cjay)
編集
久森健裕
アクション監督
田渕景也
監督
野火明
概要
2018年91分カラー(アメリカンビスタ)5.1chサラウンドDCP
製作・配給
マメゾウピクチャーズ(株)
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